事業概要

・企業様へ安全・安心情報を提供します。

 川上から川中・川下のサプライチェーンの企業様へ化学物質の管理上適切な情報を提供し、必要に応じた役務を提供します


化学物質登録申請代行として以下の業務を支援します。

 1. SDS作成代行・支援
 2. GHS分類の判定業務のオーソライズ  
 3. 化学物質のリスク評価・管理に係わる報告支援
 4. 製品含有化学物質管理に係わる報告支援
 5. イエローカード作成・支援
 6. 化学物質を含む製品の海外輸出用書類の作成・支援
 7. 化学物質管理に対する国際的・国内的規制の調査 etc

化学物質管理士および化学物質管理士補の商標使用

 化学物質管理試験を実施し、合格した技術士に「化学物質管理士」、技術者に「化学物質管理士補」(民間資格)を授与し、「化学物質管理士」商標(出願中)の使用を認めます(有償)。有資格者は、企業のRC(Responsible Care)部署やCSR(Corporate Social Responsibility)部署で活躍でき、化学物質生産工場・取扱工場の「化学物質管理委員会」の委員として活動でき、また就職時に有利になります。

セミナー・社員教育

「化学物質管理士」、「化学物質管理士補」が企業出張講座を提供します。

専門技術分野

化学物質管理

 化審法、化管法、安衛法、REACH、TSCA、中国、韓国等の外国法制により化学物質の取扱いに規制が強まり、化学物質のみでなく化学品を含む製品の取引にも規制の網が掛かってきています。化学物質がハザード管理からばく露を考慮したリスク評価がなされるなか、化学物質管理の実務的知識を身に着けた化学物質の取扱いに深い経験を持つPro-MOCSの化学物質管理等が、企業様の課題に、例えば、SDS作成、GHS分類の判定業務へのオーソライズ機関として、丁寧に答えを出します。

労働安全衛生

 化学品の製造、工程管理、品質管理、生産設備のメンテナンス等で作業者は化学品にばく露する機会が多い。化学品の生産管理に実績を持ち、化学物質による人や環境への悪影響を防止する実務的知識・能力を持つPro-MOCSの化学物質管理士等が、事故を未然に防止し、併せて発生した事故の原因究明や再発防止に積極的に取り組みます。

環境保全

 環境に排出した化学物質の辿る経路は、空気中、水中、土壌中、廃棄物から分解を含めて複雑なルートを経て、植物、動物、魚類等を介して最終的にヒトに到達し蓄積されることが考えられます。各種研究機関や国際機関では研究や測定が行われております。Pro-MOCSの化学物質管理士等はこれらの情報を分かり易く、企業様他ステークホルダー様に情報提供を致します。

具体的活動(例)

川上企業のお客様へ

1. (独)製品評価技術基盤機構等へ届け出る申請書の作成支援
2. 化学物質管理に関係する申請書や届出書等を作成する企業様に「GHS分類」の判定業務の提供
3. 労働安全衛生法に対応できるリスクアセスメントの支援

サプライチェーンの川中・川下企業のお客様へ

1. メーカー研究者の質問に答える形のSDS書類の作成指導
2. メーカーの販売する新規衛生・雑貨商品の自主基準の作成支援
3. 川中・川下の化学物質を扱い慣れていない企業様でのSDS作成支援、安全・衛生管理

自治体・消費者様へ

1. 化学物質管理の知見を増やすセミナーを計画する事業体様への専門家派遣
2. 化学物質の取扱いを啓発する解説書の作成
3. 警察署、消防署への化学品の安全取扱い説明会の開催

その他

1. 化学物質管理実務研修会の実施
2. Pro-MOCS所有の「化学物質管理士」商標(出願中)の使用許諾

化学物質管理試験

必要条件

 ①要求される技術的知識・能力
  ・化学物質の物理化学的危険性
  ・健康に関する有害性
  ・環境に関する有害性
  ・リスクコミュニケーション能力、実務遂行能力
 ②各国の化学物質管理法制の熟知
  ・化審法、化管法、労働安全衛生法、毒劇法
  ・外国の有害物質規制法(e.g. REACH、TSCA)
  ・国際輸送規則
  ・国際的化学品調和分類システム(GHS)
  ・SDS、PRTR制度
  ・化学物質関連DBの知識

十分条件

①実務研修の受講例(40時間以上又は企業の実務経験2年)
(独)製品評価技術基盤機構(NITE)、(一社)日本化学工業協会、㈱化学工業日報社、中央労働災害防止協会、(公社)日本技術士会化学部会化学物質管理研究会、㈱テクノヒル実施のセミナー他
②「(一社)化学物質管理士協会」実施の試験(例:以下)への合格

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